札幌市西区西町北5丁目1-5 中田泌尿器科病院
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尿路結石について
腎臓から尿道までの尿の通り道に石ができる病気を「尿路結石症」といいます。
尿路結石症は石のある部位により「腎臓結石」「尿管結石」「膀胱結石」「尿道結石」などに分類されます。
尿路結石(尿管結石)とは
尿路の結石  腎臓・尿管・膀胱・尿道などにある結石を「尿路結石」といいます。尿路結石は、尿成分から析出される結晶が、腎臓の内部表面に集まり生成されます。結石が小さい場合は尿路を通って、自然に体外に排出される場合があります。尿管結石は頻度が高く、再発が多いことで知られており、再発率は5年間で30〜40%と報告されています。日本人が生涯のいずれかの時期に結石を患う比率は、100人に約4人といわれています。国民の食生活が欧米化するにつれて増加しており、脂質の摂取が戦後の約1.6倍になった近年では、結石を患う比率は1.5倍になっています。男女比は、約2:1で男性に多く、20〜50歳の青壮年層を中心に幅広く分布していますが、ピークは30〜40歳に多く見られます。
2005年の尿路結石患者の調査結果はこちら
どのような症状が現れますか?
 通常、尿管結石の初期症状は激痛を伴います。この痛みは、結石が尿路を通る時の刺激等により、突然起こります。特に、結石が下腹部や横腹部にある場合は、急激に鋭い痛みを感じます。また、結石が大きすぎて簡単に尿管を通らない場合、激痛が続きます。結石が膀胱に近づくと頻繁に尿意を感じたり、排尿時に激しい痛みを感じることがあります。
 腎臓結石は無症状の場合も多く、血尿等で発見されることがあります。 無症状の結石を放置していると水腎症(腎孟の腫れ)による腎機能低下や細菌感染、排尿困難などの合併症を引き起こすこともあります。
尿路結石の治療方法は?
当院での治療方法
結石
当院での治療方法
 当院では開腹手術による結石の摘出ではなく、 体外衝撃波腎尿管結石破砕術(ESWL)または経尿道的尿管砕石術(TUL)により治療を行っています。

体外衝撃波腎尿管結石破砕術
(ESWL)とは?

 体外で発生させた衝撃波を集束させて、これをゴムのクッションを通して腎臓や尿管の結石に伝え、結石を砂状に破砕する治療法です。そして砂状になった結石は、尿の流れとともに自然に排出されます。
 日本でもすでに多くの方々がこの治療を受けており、その安全性は広く確認されています。

体外衝撃波腎尿管結石破砕術(ESWL)の利点は?
  • 開腹手術ではないので、身体に傷をつけません。
  • 麻酔の必要がありませんので、外来通院による治療が可能です。(座薬または鎮痛剤を使用します)
  • 新しく開発された電極を使用しているため破砕効果が高く、治療時間が短縮されました。(1回の治療時間は約30分です)
  • 新しい衝撃発生器により痛みの少ない治療が可能となりました(常に医師が側におり痛みに対処します)
  • 小さな腎・尿管結石の場合、通院でも治療を受けられます。
  • 治療ベッドに寝たまま治療が受けられます。

経尿道的尿管砕石術(TUL)とは?
尿道から「尿管鏡」という細かい内視鏡を挿入し、尿管結石をレーザーにて破砕します。本来の尿の通過路を使用するため非常に低侵襲な手術です。使用する内視鏡の細径化、砕石機プローブの細径化やモニターなどの周辺機器の開発改良が、この治療の臨床成績を向上させています。おもに大きな結石やX線で見えにくい成分の結石(尿酸・シスチン・キサンチンなど)の治療に用いられます。
経尿道的尿管砕石術(TUL)とは?  経尿道的尿管砕石術(TUL)とは?


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